ばあちゃん

中デブです。

 

なんとなく今日の出来事を記録しようと思います。

 

ここ数ヶ月、仕事にもプライベートにもやる気が起きなくて、生きてる心地がしない。毎日泣いて、死にたいと考えていた。

このブログを書いている今もどうすればだれにも迷惑かけずに死ねるかなんて考えている。

今日は仕事でも先輩に怒られ、家でも親に迷惑をかけて、ほんと自分なにやってんだ、って自暴自棄になってた。

 

リビングで薄い毛布にくるまり、親にばれないよう泣きながら自殺志願者の投稿を携帯で読んでいた。

 

そしたらね、部屋で寝ていたはずのばあちゃんが、風邪ひかないようにって掛け布団を持ってきてくれた。

「夏用のだけど」とか言って、毛布にくるまってる私にかけてくれた。

 

 

うちのばあちゃんは足腰も悪ければ耳も遠く、物忘れも激しい。

家にひきこもりっぱなしだからか、性格もだんだん卑屈になってきていた。

そんなばあちゃんを私はたまにめんどくさいな、なんて感じることがあった。

 

ばあちゃんは毎朝私に「今日は早く仕事から帰ってきてね」「あんたが早く帰ってくるとお話しできてうれしいんや」なんて声をかけてくる。

車で自宅をでるとき、必ずお見送りをする。

私ももういい歳なんだから、そういうの恥ずかしいからやめてよ、って言おうと思ったけど、どうせ忘れるしいいやと思って放ってた。

 

今思えば昔から私のことかわいがってくれてたよな。

いっぱい甘やかしてくれてた。

私はばあちゃんになんの恩返しもしていないけれど。

ばあちゃんは一方的に私を甘やかしてくれてた。

 

今日、本格的に死ねる方法を考えてたんだ。

楽に死ねて、遺族に迷惑がかからないような死に方を考えてた。

もう生きていても、人とかかわることにつかれるだけだし、めんどくさいだけだし。

私が死んでも忘れ去られてくだけなんだって。

そんなときに、ばあちゃんが布団をかけてくれた。

 

足腰弱いくせに。掛け布団持って歩くだけでふらついてんの。

私にかけた瞬間倒れそうになってんの。

 

でも、その瞬間、涙と嗚咽が止まらなくなった。

 

この感情がなんなのかはよくわからない。

 

なぜか涙が止まらなくなった。

 

一つ思ったのは、ああ、私ばあちゃん残して死ねないなってこと。

 

ばあちゃんに悲しい想いさせられないなって。

毎朝お見送りさせてやらなきゃなって。

 

ばあちゃんの最期のときまで一緒にいてあげられないかなって。

それまで生きてみるのも悪くないかもしれない。

 

 

生きるのが辛い気持ちは今でも変わらない。

でも、考え方は少し前向きになったかな。

 

ばあちゃん、ありがとう。

私のこと考えてくれて本当にありがとう。

 

 

これからも私のために一緒にいてください。

私のためにお見送りしてください。

 

 

なんとなく今日のこと、忘れられそうにない。